Gueuzerie Tilquin
グーズリーティルカンのオーナーでありブレンダーでもあるピエールティルカンは、2009年にブレンダリーを立ち上げました。
ランビックブレンダーとしては実に12年ぶりの登場、現在は5つのランビック醸造所から若いランビックの原酒を買い、オーク樽で熟成。
いくつかの種類の年代の異なるランビックをブレンドし時にはフルーツを漬け込んだりと、本格的な酸味のあるグーズやフルーツランビックを造っています。
ルーヴェン大学で醸造学を学んだ後、その後ランビックの醸造所では絶大な人気を誇るカンティヨンとドゥリーフォンテイネンで経験を積み、独立しました。
ベルギー南部ワロン地域では唯一のランビックです。
そしてブレンドにカンティヨンのランビックを使えるのは唯一彼だけです。
ハイクオリティで伝統的なグーズを、より多くの人に飲んでもらいたいとピエール氏は情熱を持って造っています。
フラッグシップである基本のグーズティルカンは伝統的なランビックには欠かせない酸味がありながらも非常にバランスが良く、グレープフルーツやレモンを思わせるタッチ、初めて本格的なグーズを飲む方にもおすすめです。
近年ではアメリカ、ヨーロッパでの需要に対応するためにブレンダリーを拡大し、毎年1銘柄新しいフルーツランビックを造るなど精力的に生産をおこなっています。