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RIO BREWING & CO.缶ビール NEWリリース!

RIO BREWING & CO.缶ビール NEWリリース!

RIO BREWING & CO.缶ビール NEWリリース! 初の缶ビールとなる「RIO BREWING & CO. 2種6缶セット」を7月30日に販売開始いたします!それに伴い、予約注文を開始いたしました!! ご注文はこちら↓↓RIO BREWING & CO. 2種6缶セット 商品内容・ライゾン 330ml 缶 ×3缶・トーキョーベイコーストIPA 330ml缶 ×3缶   ■RIO BREWING & CO.についてhttp://www.riobrewing.jp/ 「ビール文化、醸造文化で航路図を作る。人の円を世界へ。」ベルギー中を訪ね、ビールを買い付けていた創業者は「いつか日本でも、世界に誇るビールを自分の手で作り上げたい」と考えた。2008年にその第一歩として、ビール評価サイト(Ratebeer.com)で世界一ともなったベルギーのストライセ醸造所で醸造を開始。2015年にはベルギーにて子会社RIO BREWING&CO.SPRLを設立し、自らプロデュースしたビールを世界へ輸出スタート。そして2018年、五反田の高架下にRIO BREWING & CO.東京醸造所を開店し、ついに日本での醸造を開始。2021年3月には千葉県柏の葉へ醸造所を拡大移転。RIO BREWING...

クラフトビールオンライン グランドオープン!

クラフトビールオンライン グランドオープン!

2021年7月20日 リニューアルオープン! 「クラフトビール・ベルギービール通販のビールオンライン」から「クラフトビールオンライン」にサイトがリニューアルオープンいたしました。 今回のリニューアルで、これまで弊社直輸入のベルギービールが中心だったサイトから、クラフトビールの総合サイトとして生まれ変わりました。 今後日本のクラフトビールを始め、世界各国のクラフトビールの取り扱いを進めていきます。更に、ビールグッズやビールと一緒に楽しめるおつまみなどの取り扱いも予定しております。 ビール好きの方にも、ビールに詳しくない方にも、それぞれの形でクラフトビールの世界を楽しんでいただけるよう、サイトを育てていきますので今後ともどうぞよろしくお願いします。   *・*・*・*・*・*・*クラフトビールオンライン / craft beer onlinehttp://beeronline.jp/Instagram:@beeronline_everbrewtwitter:@beeronline_eb【運営会社】EVER BREW株式会社 / BRUSSELS株式会社〒108-0073 東京都港区三田2-14-5フロイントゥ三田1005号室TEL 03-6809-6601/FAX 03-6800-1404Instagram:@everbrew_belgaubeお問い合わせはこちら shop@belgaube.shop-pro.jp直営店のご案内 http://www.deliriumcafe.jp/*・*・*・*・*・*・*

デ・ドレ醸造所訪問記

デ・ドレ醸造所訪問記

今日はDe Dolle(デ・ドレ)醸造所のご紹介。Esen(エセン)というベルギーの北西に位置する、小さな家族経営の醸造所です。週末のみしか醸造を行っていない、いわゆる“日曜醸造所”。De Dolleとは現地の言葉で「気ちがい」という意味だそう。趣味で始めた週末の醸造に夢中、という醸造家のクレイジーっぷりを皮肉ったもの。そんな「ビール気ちがい」のデ・ドレ醸造所は、「ビールの鬼才」として知られており、週末になると地元だけでなく世界中からビール好きが押し寄せる、とても面白いスポットになるのです。デ・ドレ醸造所は週末しか醸造しておらず、醸造所見学が出来るのは毎週日曜日のみ。醸造所のホームページに記載があるアドレスにメールをして予約をします(英語ツアー14時、オランダ語ツアー15時から)。 私が行った日の見学メンバーは、日本人2名、イタリア人カップル、アメリカ人の男性2人組という超インターナショナルな顔ぶれ。こんな片田舎のマイクロブリュワリーに文字通り世界中からビールファンが集まってくるのです。   醸造所の前で開始時刻の14時を待ちますが、10分経過しても醸造所はシーンとしたまま。不安になりながら扉に貼ってあった電話番号に電話したら、親戚の会合があって遅れているからちょっと待ってくれとのことでした(笑)。その約5分後に現れたのは、派手な靴とベルトを付けたとても人の良さそうなおじさん。この方がオーナーのクリスさんです。クリスさんの本業は芸術家で、デ・ドレ醸造所のマスコットキャラクターであるOerbier man(ウルビアマン)や、ボトルのラベルのデザインも全て彼が手掛けています。一見、子供の落書きのように見えるこのキャラクター、醸造所に生息する酵母を描いているとか。醸造所の中にはクリスさんの描いた絵が沢山飾ってあり、他の醸造所とは全く違った面白い、独特の世界観が出ていました。 ↑クリスさんの描いた絵が醸造所に飾ってあります   さて、クリスさんの到着でやっと醸造所ツアー開始。デ・ドレ醸造所は、1980年にHerteleer一家が閉鎖した醸造所を買い取り、趣味で始めた醸造所です。以前はエセンの町には6軒の醸造所があったそうですが、現在ではデ・ドレ醸造所のみとなってしまいました。 「頭痛のしない美味しいビールを造りたい」という情熱のもと始まった醸造で、小規模ながらもとても面白いキャラクターのビールを造っています。醸造工程で興味深かったのは開放型の冷却槽を使っている点。以前はよく、この銅製の水槽のような冷却槽で麦汁を冷やしていたのですが、現在はランビックなど一部のビールでしか使われなくなった伝統的な設備です。デ・ドレ醸造所は上面発酵のエールを造っていますが、開放型の冷却槽の使用により「ウルビアマン」がビールをより美味しく複雑な味にしてくれているかもしれません。 ↑銅製の冷却槽   また、デ・ドレ醸造所の定番商品「Oerbier(ウルビア)」の限定商品も見学途中で試飲させてもらいました。オーク樽を使って、2年間熟成したもので、年ごとにキャラクターが違うのがとても興味深かったです。こちらは運が良ければ併設のショップで購入出来ますが、私たちの行った日は残念ながらありませんでした。 ↑樽から直接試飲。2013年版、2012年版を飲みました   最後は、1階のガレージのようなスペースの脇にあるカフェでお楽しみの試飲タイム!醸造所の看板商品である「ウルビア」と「アラビア」の樽生ビールをそれぞれチョイス。ウルビアは、醸造所が創業時から造っているビールで、初めて売り物として世に送りだしたビールです。度数9%のストロングダークエールで、若干の酸味も感じられ、6種類のモルトを使うことにより、スパイスが入っているかのようなとても複雑な味を造り出しています。アラビアは度数8%のブロンドビールで、ホップ香が特徴的。ドライホッピングの製法を取っているので、ビターで爽やかな印象がまず来ますが、エステル香と薄らとした酸味も感じられます。デ・ドレ醸造所のビールは、ベルギーでは基本的に醸造所でしか飲めません。しかし、日本ではエバーブルーが自社直輸入しているため、系列店で飲むことが出来ます。秋葉原にはデ・ドレ醸造所初の旗艦店「ウルビアマン」があります!日本でデ・ドレのビールが飲めるなんて奇跡みたいなもの。樽生からボトルまで、飲み比べセットもあるので、ぜひ「ウルビアマン」の造った味を飲みに来て下さいね。 「De Dolle(デ・ドレ)醸造所」住所:Roeselaerestraat 12b 8600 Esen Belgiumメール:info@dedollebrouwers.be  電話:+32 474 421 273醸造所見学は日曜のみ、要予約、5ユーロ(試飲付き)鍵谷記  

オルヴァル醸造所訪問記

オルヴァル醸造所訪問記

今日はベルギー最古のトラピストビール、オルヴァルのご紹介。ブリュッセルからは車で2時間、オルヴァルはベルギー南部のアルデンヌと呼ばれる広い森の中にある(フランスとルクセンブルクの国境の近く)。例によって、かなりの田舎道をドライブするので、こんなとこに本当にあるんだろうか…と、途中で不安になってくるような場所だ。「Orval」の標識を頼りに進んでいくと、とても小さいオルヴァルの村に到着し、修道院の看板が見えてくる。修道院の中の醸造所は年に1度の公開醸造のイベントの時にしか入れないので、近くの樽出しのオルヴァルを出すカフェへ。ちなみに近くにカフェは2つあって、そのうち一つしか樽生は提供してないので要注意だ(「À L’ange Gardien」というカフェ)。 ↑Angeカフェ(こっちが樽出しオルヴァルが飲めるカフェ「À L’ange Gardien」)   大抵どの修道院もメーカーも何種類かビールを造っているのだが、オルヴァルは珍しく1種類しか造っていない。とても高い評価を受けているにも関わらず、だ。潔い。でもこのオルヴァルのビール、時と共に味が変わるという面白いビール。なので1種類と言えども年代別に飲むと色んな味が楽しめてお得なのである。今回は樽出し1つと、1年物のオルヴァルを1つづつオーダー。樽出しの方は、うっすらとIPA(Indian Peal Ale)のような味が。若くフレッシュで、グレープフルーツのような味と香りがしてスッキリとした飲み口。1年物の方は、同じビールでもこんなにも味が違うものかとまず驚きがくる。樽生の方はあまり泡立ちがなかったのに対し、こちらは泡立ちが良く、グラスの中で泡のダンスが見られる。若いフレッシュさはないのだが、角がとれたマイルドな味わいになっている。また、樽出しと同様にグレープフルーツのような味わいと香りがするが、かなり薄くなっており、かわりにほのかな甘みとエステル香がする。年代の違う同じビールを味わうというのは始めての経験だった。ベルギービールはほんとに奥が深い。。ちなみにオルヴァルビールは、現存するトラピストビールの中でも極めてユニークで、トラピストの最高峰と言われている。2種類の酵母菌を3回に分けて投入したり、英国流のドライ・ホッピング(二次発酵中のビールに大量の乾燥ホップを投入)という手法を用いたりすることによって、複雑な香りと味わいを出している。ビールを飲んだ後はカフェからちょっと歩いて修道院併設のミュージアムへ。1人6ユーロでかつての修道院跡や貴重な資料や展示物を見れたり、オルヴァル修道院の歴史、ビールやチーズの造り方が学べたりする。これで6ユーロはお得だ。受付で日本語の簡単なパンフレットももらえるのが有難い。オルヴァル修道院は、フランス革命の時に破壊された18世紀の修道院をそのまま再現している。敷地内には、革命時に破壊されてしまった12~13世紀にかけて建てられた最初の修道院の廃墟も残っており、新旧両方を同時に見れる造りは珍しく、世界中探してもほとんどないそう。特に、廃墟の方はベルギー最古のゴシック建築と言われており、歴史的にもとても貴重な文化財である。 上の写真が修道院の全体像で、ここでビール、チーズ、蜂蜜の製造をしている。もちろん本来の意味での修道院(修道士の住居)もあるし、とても広い。ミュージアムはフランス語、オランダ語、英語で各所に説明が書いてあり、速足で歩いても1時間はかかるボリューム。中でも面白かったのはビール醸造について学ぶコーナーだ。昔使っていた醸造に使う設備が展示してあり、醸造クイズなるものも各所で楽しめる。もう一つ、オルヴァルを語る上で欠かせないのが「マテルドの泉」だ。言い伝えによるとこうだ。1076年頃、この地方の領主であるイタリアのトスカーナからやってきたマテルド伯爵夫人が、狩りの途中この泉のほとりに腰を下ろした時、ふとしたはずみで亡き夫の結婚指輪を泉の中に落としてしまう。夫人は悲しみにくれ、近くの祈祷所で一心にお祈りをささげる。泉に戻ってくると、突然泉から一匹の魚が指輪をくわえて泳ぎ出てきて指輪を返してくれた。夫人は大喜びで「本当にここは金の谷(=VAL D’OR⇒ORVAL)です!」と叫んだとのこと。それがオルヴァルの由来である。 何の変哲もない小さな池のようなところだったが、たくさんの観光客がいた。オルヴァルのシンボルである鱒の絵がユニークで、初期から変わってないことからこうやって多くの人を惹き付けるんだろう。ビールの造り方を見ていても素人の私にもそのこだわりが伝わってくる。オルヴァルはまさにトラピストビールの王様である。鍵谷記 ★オルヴァル修道院住所:Orval 2 6823 Villers-devant-Orval★À L’ange Gardien(樽出しオルヴァルが飲めるカフェ)住所:Orval, 6823 Florenville営業時間月・火・木:11:00~18:00金・土・日:11:00~21:00※7,8月は毎日11:00~21:00まで営業URL:http://www.alangegardien.be/default.asp

ホフ・テン・ドルマール醸造所訪問記

ホフ・テン・ドルマール醸造所訪問記

本日はホフ・テン・ドルマール(Hoftendormaal)醸造所のご紹介。ちょうどいま開催中のセゾンビールのイベントでもこちらの醸造所のビールを紹介中だ。こちらは、ブリュッセルから車で約45分、ルーバンの北西に位置し、土曜日の午後のみ併設のカフェを開放している。ルーバン中心地からは車で20分くらい離れていてかなりの田舎。徒歩10分くらいのところに国鉄の駅(Hambos駅)もあったので、電車での訪問も可能だ。とうもろこし、チコリ、麦などが栽培されている畑や、牛や馬がのんびり草を食んでいる牧場と、この地方特有の赤茶色のレンガの家のコラボレーションがとても素敵だった。 到着し、門をくぐると敷地内にはレンガ造りの醸造所、家、カフェが中庭を取り囲むように建っている。早速カフェに入ってみると何組か先客が。遠方から来た雰囲気のビール好き風のグループと、ご近所さん風のグループが2組。カフェは小さく収容人数は20人くらい、こぢんまりとしていてとてもあったかい雰囲気で、カフェというより農家のおうちといった感じだった。ビールは何種類もあったのだが、一番珍しいチコリ(小さい白菜のような野菜でアンティーブとも呼ばれる)の根っこを使ったビールを注文。ホフ・テン・ドルマールは世界で初めてチコリを使ったビールを造ったそう。野菜のような苦みを感じ、最後にふわっと甘みも感じる珍しいビールだった。なんでビールにチコリを入れてみたのか聞いてみたところ、チコリの苦みがホップに似ていて、そのチコリの根っこが家畜の餌用にあったからとのことだった。発想が柔軟で面白い! ↑チコリの根っこを使ったビール   ビールを楽しんだ後、醸造所見学が出来るか聞いてみたところ即答でOKを貰い、無料で色々案内してもらいました。ほんとに有り難い限りだ。農場から始まり、醸造所にホップ畑に色々と見せて頂いた。機械を導入する前は耕作や運搬は家畜を使っていたそうで、現在も馬、牛、豚を飼育している。馬を間近で見せてもらったが、ゾウのような馬でとても大きくておとなしくて、初めて見る不思議な馬であった。こちらはベルギーの固有種だそう。この醸造所は面白いことに農業をメインでやっていて、農家兼醸造所だ。そしてビールの材料はなんと自給自足している。醸造は2009年に開始したばかりで、ビール造りを始めたのは農業より儲かるからとのこと(ほんとかな…?)息子さんがアメリカ留学をして醸造を学び、帰国後に醸造を始め、ビールはアメリカや日本に輸出されているそう。最後にビールを6本購入して帰宅。沢山の種類のビールがあり選ぶのが楽しく、一生懸命工夫を凝らしてビール造りをしているのが伝わってくるアットホームな醸造所だった。こんな田舎にある小さな醸造所だが、「チコリをビールに入れてみる」というアイディアで他の醸造所との違いを出しているのが面白いし、とても応援したくなる醸造所である。試行錯誤して頑張ってると言っていたが、今後どんな面白いビールが出てくるか非常に楽しみだ。鍵谷記

デュポン醸造所訪問記

デュポン醸造所訪問記

今日ご紹介するのはこの時期に飲みたくなるセゾンビールで有名なDupont(デュポン)醸造所。こちらの醸造所は毎月第一土曜日の午前中に醸造所ツアーを開催している。そして有り難いことになんと3言語対応(英語、フランス語、オランダ語)!私は11時半から始まる英語のツアーを予約して出陣してきた(予約すると12.5ユーロ、予約しないと15ユーロ)。私のイメージでDupont醸造所といえばセゾンビールでしょ、というイメージだったんだが、どうやらMoinette(モアネット)がこちらのイチオシのよう。醸造所に着くと、大きなMoinetteの看板が至る所にあった。Moinetteはベルジャンエールで、ブロンド、アンバー、ブルーンの3つのラインナップがある。 ちなみに私が楽しみにしていたセゾンビールとはどんなビールかと言うと…まず「Saison(セゾン)」とはフランス語で季節という意味。英語ではSeasonだ。「セゾンビール」と言うとなんだかモヤッとしていて若干定義が難しいのだが、上面発酵のエールで、アルコール度数は低め、ホップが強めで少し酸味のある夏にぴったりの爽やかなビール。結構レアなビールなので普通のビアカフェにはあまり置いてないし、置いてあったとしても、まず「Saison」でカテゴライズはされていない。色が黄金色なので、あるとしたらブロンドビールのカテゴリーに入っていたりする。でも名前は「Saison」を冠しているので、見つけたらぜひ飲んでみて欲しい(たまにセゾンと謳っているけれどセゾンビールじゃないこともあるが、Dupont、Silly、St. Feullienあたりを選ぶと確実だ)。このビールは、元々、ベルギーの一大穀倉地帯であるエノー州で、繁忙期の夏にやってくる季節労働の農民用に提供されていたビールだった。醸造は冬の農閑期。夏まで持たせるために、保存料としてホップを沢山使っているためホッピーなビールに仕上がる。また、農作業中に飲むものなのでアルコール度数も低い。当時は「うちの農場はビールを○リットル出すよ」、なんて言って農民を呼び込んでいたそう。夏の農作業中にこのビールを飲んだらとても美味しそうだ。醸造所に着くと、醸造学を勉強している学生さんとオーナーの娘さんがガイドをしてくれた。参加者は私とアメリカで家族が醸造所を営んでいるというニューヨーカー。おかげで、着眼点が面白かった。ビールの基本的な知識に、Dupont醸造所のあれこれを織り交ぜて説明をしてくれてなかなかいいガイドさんであった。Dupont醸造所はワロンのエノー州に位置する醸造所で、1844年から醸造と農業を営んでいる歴史のある醸造所。現在のデュポン一族になったのは、1920年からで、それ以来、家族経営の小規模かつ伝統的な醸造を続けている。従業員は全部で27人で、醸造に携わる人は10人ちょっとだそう。規模は小さいながらも、現在のオーナーは設備投資をして、今風に醸造所をリニューアル、さらにBio(有機)の認証を受けたビールをベルギーで初めて醸造したり、海外向けマーケティングに成功、アメリカを始めとし、日本などの海外に生産量の40%を輸出しているそう。ベルギーの醸造家の中でも注目されており、「世界でもっとも優れた醸造所10選」にも選ばれたとか。醸造所ツアーは所要時間は約1時間で、醸造工程順に回って、最後にショップとカフェに寄って終了だ。ショップでは全商品のラインナップを説明してもらい、Dupont醸造所の有名なビールの6本セットのプレゼントパックをGET。そして、最後は立ち飲みのBarスペースで試飲タイム。好きなビールを3種類選んでおつまみにはDupont醸造所のチーズ(Moinetteのウォッシュタイプチーズ)を貰える。面白かったのはSaison DuponとスペシャルなSaison Dupont (Cuvee Dry Hopping)の飲み比べ。レシピはほぼ同じなのだが、スペシャルな方は、ドライホッピングの工程が追加されている。これはものすごい顕著な違いで驚きだった。もう鼻を少し近づけただけで、ホップの爽やかな香りがくる。ドライホッピングってこんなにも威力が強いのかと興味深いテイスティングとなった。鍵谷記