Brouwerij De Grazen Toren
グラゼントールン醸造所はブリュッセルとゲントの中間点、エルポメールに位置するマイクロブリュワリー。
ホームブリューから始めたジェフ、ディルクがゲントの醸造学校で醸造を本格的に学び、2004年に創業しました。
現在はマルクが加わり3人で醸造所を運営しています。
ブリューマスターのジェフはもともと数学の博士号を持ちながら、ビールライターとしても活動をしていました。
グラゼントールンのコンセプトは、トラディショナルなファームハウスエールのスタイルを最新の施設で造り、伝え、進化をしながら継承していくこと。
ジェフがグラゼントールンを始める上で一番影響を受けたビールは、ベルギー・エノー州からはじまる”セゾンビール”。
彼の定義するセゾンビールとは、しっかりと発酵させた高炭酸でドライ、苦味は少なく穏やか、喉を潤すのに最適なビール。
そのため彼の造るビールはどれもとってもドライできれいな泡立ちがあり、ホップも大量に使いつつも苦味は抑えた仕上がりになっています。
デュポン醸造所の三代目のマーク・ロジエとも親交が深く、セゾンデュポンを参考にしアドバイスを受けていることも公言しています。
マークからはエノー州で造られていどんなセゾンよりもセゾンビールだと賞賛されています。
小規模な醸造施設ながら、伝統的な醸造プロセスと近代的な設備での醸造を両立させた、クオリティの高いビールは評判を呼び現在は世界中に輸出されています。
瓶内二時熟成を非常に大切にしボトルは大瓶のみ、ランビック等で使用されることのある紙巻きのスタイル。
厳選された最高品質の原料のみを使用し、人工的なものは一切使いません。