グラスで選ぶベルギービール
グラスで選ぶベルギービール
ビールはグラスの形によって味わいも変わってしまうため、そのビールに合った最適な形があり、ビールの銘柄毎に専用グラスがあるのがベルギービール。グラスを見る事でそのビールがどのようなタイプなのかもおのずと分かるというもの。ここでは、グラス毎に分けてありますので、お好みのタイプを探す事ができます。
聖杯型
トラビストビールやアビイビールなどはキリスト教の儀式に用いる聖杯の形をかたどったものが多い。
複雑で濃厚な味わいと香りを楽しむために、飲み口は広く、平らな形となっている
チューリップ型
グラスの下はボリュームが有り、上に行くほど窄まっている事で、泡があふれるのを抑え泡持ちを良くする。香りをより楽しむ事ができるようにチューリップのように飲み口が広がっている
フルート型
すっと口の中にあふれるように細身な形になっており、フルーツビールやランビック、ブロンドビールに多い形。特にフルーツビールは色合いを楽しむために高さのある細長いものが多い。
タンブラー型
のどごしを楽しみたいホワイトビールやセゾンビールなどに多いタンブラー型は、グラスの厚みもあるため冷たさをキープしたまま飲むことが出来る。
複合型
チューリップのような形のタンブラーや、聖杯とチューリップの間のようなものなど2つの良いところをあわせたものも存在する。
特殊型
フラスコ型で木の取っ手がついたスタンドが特徴的なバウエル・クワックや砲弾型でくぼんだ木のスタンドに置かないと倒れてしまうルート・ボックなどベルギービールには他にもいくつか変わったグラスが登場する