デ ラ セーヌ醸造所

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copyright philippe debroe
もともとプロの音楽奏者を目指していたベルナルドが始めた、ブリュッセルの近くセント・ピーターズの町にある小さなセント・ピーターズ醸造所(現在はデ・ラ・セーヌに改名)にて2004年に、最初に醸造したビールがジネビアです。この地域はランビック(自然発酵ビール)を醸造するための自然発酵酵母が空気中に生息している事で知られるZenneゼネ川(ゼナ川)が流れています。このゼネ川をセント・ピーターズ付近の人達はなまってジネ川(Zinne)と呼びます。これがこのジネビアZinnebirの語源となります。ラベルのモチーフが川なのはそのためです。もともとのセント・ピーターズ醸造所の場所もランビックの醸造所の倉庫だったといいます。
当初、彼はフランス語圏のブリュセロワーズ(ブリュッセルっ子)であり、フラマン語(オランダ語の方言)圏のこの町に自分達が受け入れられるかどうかを心配していたようです。地域に根ざそうと考えたものの、完全に手動の小さなビール醸造設備では醸造が追いつかなくなってしまい、彼は醸造所の移転を決意します。シント・ピーターズの町から離れる事となったため、彼は醸造所の名前も現在のデ・ラ・セーヌと変える事にしました。この名前もジネ川(フランス語読み)が語源となります。

ブリュッセルの移転を決意した後にも色々と問題があり、醸造所の移転をスムースに行う事ができず、2006年に次の醸造所が出来る事なく醸造所を閉鎖する事になります。その間、彼のパートナーであるイヴァンが修行していたデ・ランケ醸造所(イクスイクス・ビターなど醸造)を借りて醸造していました。2010年になんとかブリュッセルに醸造所が完成し、醸造を再会しました。彼らはランビック(自然発酵ビール)に非常に興味を持っており、ランビックとのブレンドなど若くも野心的な試みを行っています。弊社の菅原もパートナーとして醸造所に出資も行っており、深い関係を築いています。ベルギー・チョコレート・スタウトは醸造所と菅原の共同醸造として生まれました。

ブリュッセルにはランビックを醸造するカンティヨン醸造所以外に醸造所がなくなってしまっていたため、ブリュッセルの人たちの間でデ・ラ・セーヌのビールは若者を中心としてクールなビールとして受け入れています。
毎年ブリュッセル一番の人気者小便小僧も彼らのビール「ジネビアZinnebir」をそのまま放尿するイベントも行われます。

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