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わたし的ベルギービール

ベルギービールとは、一言で言うと「伝統ある多様性」であると思う。文字通り、ベルギー王国のビールで、そのユニークさや長い歴史から世界中にファンがいて、無形文化遺産にも登録されている。あまりにも複雑で、数え方によっては数百も数千も種類があり、しかも常に新しいものが誕生しているので、数えるのは困難。伝統的でいて新しくて、多様で、どんな場面でも飲める素晴らしい麦酒なのである。もはや、飲み物という域を超えて文化であると私は思う。

ベルギービールとドイツビール

ビールと言ったらドイツだろうと思われる方もいるかもしれない。確かにドイツビールは有名だ。しかもベルギーの隣国で、国旗も似ていることから、混合されることもしばしば。日本人の私達から見たら、間違ってしまってもしょうがないかもしれない。ただ、ビールは全く別物だと声を大にして言いたい。というのも、ドイツではかつて「ビール純粋令」という法律が施行され、その際にビールの原材料は、麦芽とホップと水に限ると決めてしまったのである(後に酵母も追加された)。一方、お隣のベルギーはどうかというと、そんな決まりはなく、ビールといえばとても自由なものであった。大麦だけでなく小麦を使ったり、ホップだけでなく様々なスパイスを入れたり、その配合や醸造方法も実に様々。また、お隣フランスの影響も受け、ワインのようなビールだってある。

ベルギービールとアメリカンクラフトビール

ベルギービールのユニークさについては分かってもらえたかと思うが、次なるライバルはアメリカのクラフトビール。アメリカンクラフトビールはもっと「何でもあり」なのだ。そのユニークさはベルギービールの比ではない。さすが人種のサラダボウル、アメリカ。ベルギーだってEUの本部があり国際色豊かだが、やはりアメリカには及ばない。
アメリカでは日々、世界中のスタイルをごっちゃにしたユニークなビールが雨後の筍の如く各醸造所からリリースされている。アメリカの醸造所に行くと、あまりに面白いビールがあり過ぎて、思わずビアフライト(ビールの試飲セット)を頼んでしまうのだが、私としては1度飲んだら満足というビールが多い。例えばスモーキーバニラとか、パンプキンシナモンとか。とりあえず面白いものを作って、はい、次!といった感じ。対して、ベルギービールのユニークさは一過性ではなく、中世の時代から醸し続けられている伝統あるユニークなのだ。(アメリカンクラフトビールの名誉のために言っておくが、もちろん素晴らしいビールも数多くある。そんなこと分かってるよと言われそうだが)

たかがビール、されどビール。ベルギービールを飲んだことがない人にはぜひ一度飲んでみてほしい。その懐の広さにきっと驚き、虜になるはず。修道士が造るビール、酸っぱいビール、甘いビール、どっしりとしたビール、爽やかなビール、などなど、スタイルは様々。きっとあなたのお気に入りの一杯が見つかるはず。
(鍵谷 記)